こんにちは。田中です!

今回は中学生向けの問題集の選び方とそのポイントについてのお話です。

 

日ごろ使っている学校や塾の問題集でも何度も繰り返しこなせば十分高校受験に対応できると思います。

しかし、たくさんの問題数をこなしたい時や、レベルの高い問題を解きたい時は問題集や参考書が必要です。

いざ問題集や参考書を買うとなると、悩みの種が「何を買えばよいのか」という事。

本屋さんには様々なメーカーや種類のものがたくさん取り揃えられていて悩んでしまいます。

 

そこで、問題集を買う時は以下のポイントに注目してみてください。

購入するときに迷いがなくなり、自信を持って自分の一冊を見つけ出す事ができます!

 

➀直感的に「しっくりくる」かどうか(厚みや色など)

➁解答・解説がしっかりしているか

③レベル別の構成になっているか

 

以下、順を追って解説していきたいと思います。

 

➀直感的に「しっくりくる」かどうか

まず大切なのが問題集との相性。

直感的に「しっくりくる」ものを選ぶことが大切です。

本屋さんで問題集を開いてみて、「これは大変そうだ」「やる気がしない」というものは避けるべきです。

 

その時は、次の2点も考慮する方が良いでしょう。

 

・問題集の厚さ

・カラーか2色刷りか単色か

 

問題集の厚みに関して言うと、おススメは「厚みが薄い」ものです。

「厚みが薄い」ものの方が短期間で1冊全てを通る事ができるからです。

1冊全てを短期間でこなせると、何より自信になりますし、2巡目3巡目と問題集を繰り返す事が容易だからです。

 

また、問題集の印刷方法にも注意が必要です。

私としては、「2色刷り」程度の問題集をおススメしています。

「2色刷り」程度の問題集の方が、自分で○付けやマーカーを入れた際の視認性を保てますし、大切な部分などが適度に強調されていて見やすいからです。

これが逆にカラーだと、目がチラつき長時間の集中を妨げると言う事が起きやすくなってしまいます。

 

以上を考慮したうえで、自分に「しっくりくる」ものを選ぶようにしましょう!

 

➁解答・解説がしっかりしているか

何と言っても、ここが一番重要!

解答に目を通した時に「なんとなくしっかりしている」程度ではなく、しっかりと検証する必要があります。

まず、自分が得意な単元の解説をみて、どの程度詳しい解説が書かれているかをチェックします。

ここで、できるだけ多くの問題に対して詳しい解説が書かれている事が望ましいでしょう。

自分が持っている知識や解き方よりも、解説の方がより勝っていると感じられる事が大切です。

 

数学や理科の計算問題などはざっくりと頭の中で問題を解いてから解説を読む事をお勧めします。

解説を読んでみて、さっと理解し納得できたら良い問題集と言えるでしょう。

 

問題集の解答・解説は自分自身の苦手や弱点を克服するための要の部分。

しっかり時間をかけ手を抜かずに検証するようにしましょう!

 

③レベル別の構成になっているか

1つの単元の中で「基本問題」「発展問題」などのレベル別の構成になっていると段階的に取り組む事ができます。

実際に自分がどんな方法でどんなペースで問題を解いているのかをイメージして選ぶようにしましょう。

 

レベル別の構成になっている問題集の良い点として

 

・苦手な科目の場合は問題集全体を「発展問題」を飛ばして「基本問題」ばかりやる。

・その後弱点を克服でき自信が付いたら「発展問題」を一気にやる。

 

などの使い方ができ、勉強にメリハリをつける事ができます。

これがレベル別に分けられていない問題集だとこういったメリハリをつける事ができないので、問題集を通る中で飽きがきて疲れてしまう傾向があります。

私としては、断然レベル別の構成になっている問題集をおススメします!

 

最後に

以上のように3点に注目してしっかり時間をかけ問題集を選ぶ事が大切です。

問題集の選び方を間違えてしまうと、成績どころか志望校に合格する可能性をも低くする事態になりかねません。

このようにしっかり選んで買ったものを信じて最後まで解き切るという姿勢も大事!

せっかく選んだ問題集に不安を覚え、また新しい問題集を買うという事を繰り返していては、効率が悪くなってしまいます。

 

この方法でも自分で問題集を選ぶことに不安を覚えたら、一度学校の先生や塾の先生に相談してみましょう!

きっとこれまでの経験を踏まえて、それぞれの人に合った問題集を紹介してもらえると思いますよ。

正しい問題集選びで、皆さんの日ごろの勉強習慣がより良いものになる事を祈っています。