こんにちは。田中です。

今回は中学生、高校生の英語の勉強において一番大変であるとも言える「英単語の暗記」についてです。

 

英単語の暗記さえ攻略できれば、英語の勉強を半分終えたと言っても過言ではないでしょう!

それくらい英単語の暗記は重要です。

英単語の暗記とは

 

➀自分の好きな単語帳を買う。

➁覚えるまで繰り返し学習する。

 

たったこれだけの作業です。

とてもシンプルなのですが、多くの人が挫折してしまいます。

では、なぜ挫折してしまうのでしょうか?

 

挫折してしまう人の多くは以下の3つのポイントが守れていない事が多いのではないでしょうか。

その3つのポイントとは

 

➀1冊の単語帳だけを使い込む

➁まず発音と意味だけを覚える

③次にスペルと他の情報を付け加えて覚える

 

です。では順を追って説明していく事にしましょう。

 

1冊の単語帳だけを使い込む

まず大切なのは1冊の単語帳だけをボロボロになるまで使い込むという事。

途中で他の単語帳に目移りし、あれやこれやと浮気を繰り返すなんてもっての外です。

単語帳は絶対に自分が信じて買ったものを最後まで使い込むようにしましょう!

 

1冊の単語帳は使え込めば使い込むほど、手垢がつき自分の手に馴染んできます。

そうすると愛着がわき常に自分の手元にないとソワソワしてくるなんて事も起こってきます。

また、使いこむ事によって、単語を覚えたかどうかを確認するために付けた✓印やマーカーが何重にも層をなし、自分のその単語帳の到達度合いが一目で分かるようになってきます。

ここまで使いこむことが出来れば、単語マスターへの道も近いことでしょう。

 

まず発音と意味だけを覚える

とりあえずは必要最低限の情報だけを覚えるようにしましょう。

まず、単語帳を買ったら、1巡目~3巡目位を通るまでは「発音」「意味」だけを覚えます。

「えっ、それでいいの?」って思うかもしれませんが、これは非常に重要です。

英単語の暗記を出来るだけ短期間で確実におこないたければ絶対に守ってください。

 

一気に「発音」「意味」「スペル」「派生語」「例文」とたくさんの情報を頭に入れようとする人がいますが、こんな事は普通の人間であれば不可能です。

この行動によって英単語の暗記を自ら「挫折への道」へと導いてしまう事になるのです。

あくまでも最初は「発音」と「意味」だけで十分。

それ以外の情報は「発音」と「意味」を完璧にしてからでも決して遅くはないでしょう。

 

次に綴りと他の情報を付け加えて覚える

「発音」と「意味」をある程度覚えたら、次に「他の情報」を付け加えていく感じで暗記していきます。

多くの単語帳にはその単語を使った「例文」が書かれています。

「発音」と「意味」をある程度覚えた段階で「例文」よ読みながら単語帳を何巡か通ってみる良いでしょう。

これには大きな効果が期待できます。

「例文」にはその単語の実際使われ方、その例文に出てくる他の単語、英文法などあらゆる要素が含まれいるため、自分自身の英語のスキルが一気に上げるのに役立ちます。

 

あとは「スペル」「派生語」です。

ここまで来たら、それらを覚えるのはそんなに難しい事ではありません。

 

この時点で単語帳をすでに何巡も通っているので、「発音」から何となく「スペル」が書けるのではないでしょうか?

きちんと書けなかったとしても、「発音」と「意味」を完璧に暗記していない段階よりもはるかに書けると思います。

一度「発音」を口にしながら紙に書いていくのも良いでしょう。

しかし、「発音」を確認する時に同時に「スペル」を意識しながら単語帳を通る回数を何回もこなしていく事で自然と「スペル」は身についていくものだと思います。

これはあくまでも私の私感ですが、「書くこと」を意識するよりも、「単語帳を通る回数」を多くするという意識を持つ方が「スペル」も身に付きやすいと思っています。

 

最後に

以上のように、正しい方法で単語帳を使う事で、英単語は確実に身に付きます。

正しい方法で何度も何度も回数をこなす事。これが重要です。

単語帳を通る時の1回1回の精度を上げる事よりも、とにかく回数という事を意識する事。

中学生活、高校生活の中で1つの単語帳を完璧に覚えきるという姿勢でぜひ頑張ってみてください!