こんにちは。田中です。
今回は中学生の定期テストの勉強法、「理科・社会編」です。
定期テストは、これまで学校の授業で習ってきた内容から出題されます。
そういう意味では習った事を確実に勉強すれば点数が取れますが、勉強法を間違えるとそうはいきません。
日ごろ、学校の授業で使っているノートやワークを整理し、テスト範囲をしっかり把握して勉強する事が求められます。
では、具体的に、どのように勉強を進めればよいのでしょうか。
ここでは以下の3つの項目でお話を進めます。
・勉強を始める前に準備するもの
・理科・社会の勉強のポイント
・理科・社会の勉強の仕方
・教科書準拠ワークがおすすめ
勉強を始める前に準備するもの
定期テストの勉強を始める前に、必要なものを一通り手元に揃え確認するようにしましょう。
効率的に無駄なく勉強するにはこの準備がとても大切な作業となります。
以下に定期テストの勉強をする上で必要なものを挙げます。
➀テスト範囲表
➁教科書
③ノート
④ワーク
⑤配布されたプリント類
⑥教科書準拠のワーク(使用をおすすめ)
必要なものを揃えたら、テストの範囲表の通りに、教科書やワークのテスト範囲の始めと終わりの部分に付箋を貼るようにしましょう。
付箋を貼る事で、テスト勉強をする時に必要なページを開く時に時間のロスがなくなり、効率的に勉強ができます。
理科・社会の勉強のポイント
➀暗記できる所は徹底的に暗記する
理科や社会は基本的に暗記科目と言われる教科です。
教科書に書かれている内容を完璧に理解したうえで、問題集を解き、何度も何度も繰り返し暗記をしましょう。
暗記が完璧でない状態で、試験を受ける事さえなければ、テストにおいて、かなりの高得点が期待されます。
しかし、理科や社会でも一部において計算問題が含まれているので注意が必要です。
理科では、電気や力などの物理分野、社会では、時差を求める計算などがそれに当たります。
これらは数学と同じように公式などを覚えた上で、テスト勉強を進めていくようにしましょう。
➁用語と図を結び付けて覚える
よく文章だけを追って、内容を覚えようとする人がいますが、それでは勉強の効率がとても悪いと言えます。
教科書やワークの文章だけ読んで覚えるのではなく、そこに載っている重要な図や写真と関連づけて覚えるようにしましょう。
そうする事で、実際のテストに出題される時のイメージも掴みやすくなり、記憶としても定着しやすくなります。
③記述問題も解けるようにしておく
理科や社会では、語句を問われる問題だけでなく、記述式の問題も多数出題されます。
理科では「なぜ沸騰石を入れるのか?」、社会では「時代背景はどのようなものか?」などがそれに当たります。
テストにおいて高得点を狙うには、記述問題を完全に攻略する事が求められます。
重要用語のみを覚えるのではなく、その内容や意味もしっかり理解しておくようにしましょう!
理科・社会の勉強の仕方
➀早い段階で教科書を一通り読む
教科書にはありとあらゆる情報がたくさ詰め込まれており、教科書を読むことは勉強の基本です。
日頃の勉強でも教科書を読むことは大切ですが、テスト前にはテスト範囲全体を一読しておいて下さい。
全体を通して読む事で単元の全体的な把握や、社会においては時代を時系列にイメージする事が可能となります。
落ち着いて読むためにも、できればテスト2週間前~1週間前の間に読む方が良いと思います。
まだ授業でテスト範囲の後半部分を習っていない場合でも、テスト範囲と予想される部分まで、まとめて読んでしまいましょう。
➁テスト1週間前までにワークを仕上げる
学校から配布されているワークは、テストの1週間前までに終わらせておくようにしましょう。
そうする事で、テスト前の1週間に焦らず、暗記や反復といった勉強に時間を充てる事ができます。
問題を解いた後は、丸付けの仕方が重要です。
必ず、「自分の力で解けた問題」、「解けなかった問題」が一目で分かるようにしておきましょう。
これにより、次の③で挙げる、暗記の作業が、格段にやりやすくなります。
③暗記する
テスト1週間前からテスト本番までは、解いたワークの反復や暗記の作業を中心におこないます。
ワークは問題を解いた時に、自分の力で解けなかった問題を中心に暗記をしていくと効率が良くなります。
問題集の解答が書かれている部分を紙で隠すなどして、上から順にその答えが言えるかどうかを確認していきます。
教科書準拠ワークがおすすめ
理科や社会の定期テストの勉強において、教科書準拠のワークの使用がとても有効です。
自分の教科書に合ったものをそれぞれ購入し、テスト直前に一通りといてみる事で、自分の定着度合いを確認する事ができます。
私のおすすめは、「中間・期末の攻略本」(文理)です。
各単元の前半部分に「重要語句と重要事項のチェック」、後半部分に「テスト予想問題」が用意されており、テスト前に一通り自分の実力を試す事ができます。
ぜひ一度購入の上、使ってみてはいかがでしょうか。
最後に
理科と社会は、勉強すれば確実に高得点を狙える教科と言えるでしょう。
そのため、早い段階から計画を立て、計画通りに実践する事が大切です。
みなさんも、ぜひこのページを参考にして理科と社会でテスト全体の点数底上げを狙ってみてください!